沖縄旅行☆二日目 パートⅠ
朝目覚めてカーテンを開けると南国の街が広がっている。
道路が違う、屋根が違う、植物が違う。
日常とは別天地へやって来たのだなあ。
晴々とした気分で窓からの眺めを観察する。
近くに建っているマンションのベランダには南国らしい植物が並び、すだれのようなものをかけている部屋が見える。狭い道路を白いよれよれとしたTシャツを着た黒糖のような肌色のおじいさんが自転車でゆっくりと進んでいく。
そうこうしているうちにお腹が減ったことに気がつく。
さて、朝食を食べに行こうか。
夏休みに入っているせいか、家族連れで混雑している。
息子は近場の温泉に泊まって訓練してきた成果が現れたか、バイキングには慣れたものだ。
混雑しているところに一人で入っていき、列に並んで静かに待ち、好みのものを取って来る。
チャンプルーやゆし豆腐をとってくる。
チャンプルーは肉だと思って食べていたものが実は麩であることに気がつく。
卵をからめた麩。
これはとってもおいしい。フーチャンプルーというやつだね。
味付けはシンプルな塩で、こしょうがアクセントに効いていた。
魚(沖縄の魚、グルクンかな?)のから揚げはちょっと硬かったかな。
朝食を終えたら、ホテルの近所を散歩することにする。
「沖縄ナハナ・ホテル&スパ」の近所とは、ホットな国際通りである。
歩き始めたとたんに、息子がリタイアしそうになる。北海道生まれ北海道育ち、北海道から出たことない彼には、沖縄の暑さは人の耐えうるものとは思えないようだ。
「ほら~ヤシの木だよ!アー見て、こんな木見たことないね!」と街路樹や街並みに注意を促すが、それどころではない。日陰を捜すのに懸命だ。もう嫌だあ~と連発。
そんな。まだ国際通りにたどり着いてもいないではないか。
面白そうな土産屋や飲食店が左右に並ぶ賑やかな通りだ。
しかし数メートル歩いただけで坊が、大量の荷物を背負ったラバのようなうめき声を上げる。
弱った動物にひどい苦役をさせているようだ。こちらとしてもあまりいい気分ではない。
風はあるが、日差しが強い。それに湿度が高めでむしむしする。
国際通りを端まで歩くことなど、子連れではなかなか難しい。ショッピングが好きではない息子と夫はそう長くは持ちこたえられまい。
初のブルーシールのアイス。
息子はラムネ味、夫はゴーヤ味のアイスをチョイス。
これで少しは延命できるか。
ウインドーショッピングなんかどうでもよさそうな夫も、酒屋ではよく立ち止まる。
息子もハブ酒にはさすがに注意を向け、興味津々で見入っていた。ハブが丸ごと液体の中に浸かっているのだ。
適当に歩いたところで折り返し、戻ることにする。
ホテルに入るやいなや、ザーっと雨が降ってきた。間一髪。一週間の滞在で、雨が降ったのはこの時だけだった。
チェックアウトをし、レンタカーから借りてきたマツダのセダンに乗って、那覇市を出発。
これから滞在予定の読谷村にある「モリマーリゾートホテル」へ向かう。
レンタカーにはカーナビがついていて、これがしっかりしていて役に立った。ガイドブックの地図がけっこう大雑把なものだったので、カーナビがなかったらもっと迷っていたことだろう。
沖縄の街は入り組んでいるところは、道路が絡まってごちゃごちゃとしていてわかりにくいところもある。北海道から来ているので余計にそう感じるのかもしれないが。
北海道にはないので、我々には珍しい。
ドライブインのシステムというのも初めて。息子が面白がるだろうと思って体験してみる。
駐車して注文し、待っているとウエイトレスが車の中に持ってきてくれる。
沖縄語でいう「なんぎだあ~(面倒だ)」という時にいいのだろうが、暑く窮屈な車の中で食事というのは、そんなに気分のいいものではない。食べている間エンジンかけっぱなしでエアコンをつけたりするのは、あまりにも反エコである。
店の中のほうが冷房が効いていて広く、のびのびと食事できて楽しい。そう思った。ルートビアもお替り自由にできるしさ。
昼を食べたら、再びホテルへと向かう。
道路のあっちにもこっちにもアメリカ軍の敷地がある。針金の柵が延々と続く。
それほどかからないうちに、読谷村に到着してしまった。
ホテルのチェックインの時間にはまだ早いので、近くにある残波岬を見にいくことにする。
車を降りたとたんに猛烈な暑さに襲われ、またもや弱音を吐く息子。
とりあえず巨大なシーサーが見えるところまで歩く。
息子は滞在中、町のあちらこちらにみかけるシーサーに並々ならぬ興味を示すようになる。
この巨大シーサーが「めんそ~れ」の挨拶をしてくれたのかな。
途中で古いバスを使った売店があったのでそこでかき氷をチャージ。これで5分くらいは持つだろう?
かき氷評論家ともいえる坊。ここのかき氷はきめが細かくておいしく、しかも大盛りなのがよろしいと、星三つ![]()
かき氷の他にもハンバーガーやホットドックを売っていた。
この場所で何十年もやっている売店らしい。
残波岬には白くて小さな灯台がある。とりあえず灯台のところまで歩く。
曇っていたせいか、とくにはっとするような景色とは感じない。
昔住んでいた北海道利尻島の風景のようだと夫が言う。わざわざ南国まで来たというのに利尻かいな!
ガイドブックを見ると、灯台を横から眺める角度から写真を撮っており、崖が切り立っている風景が見える。たぶんもっといいスポットがあるのだろう。
しかしそこに行く道を捜す余裕は我々には(というか我が家の坊には)ないので、帰ることにする。
そろそろチェックインの時間だし。
さて、これから5泊滞在予定の読谷村の「モリマーリゾートホテル」
だからハイビスカスとか、きれいに並んだヤシの木とかゴージャスなプールとかは見当たらない。
時間が止まったような街並み、それに米軍基地。
あとはサトウキビ畑ののどかな風景が延々と続く。
ホテルはそんな静かな海にひっそりと建っていた。コンドミニアムタイプのホテルだ。
小さいけれどロビーもあり、スタッフも常時いる。
小さいけれど、まあ基本的なものは揃う。
私はここでウォーターシューズを買った。
これはなかなかいいものであった。気にいっている。
アメリカン・ビレッジあったジャスコ北谷店で捜したのだかこれほどいいのは売ってなかった。
それから日焼け後のアロエジェルもここで買った。
さて、部屋はというと、、、
パートⅡへ続く!
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